About
はままつ共創リエゾン奏
はままつ共創リエゾン奏(かなで)は、浜松医科大学がほぼ100%出資する大学発スタートアップです。
浜松医科大学の医療現場のニーズおよび研究シーズを中心に、国内外の大学・企業・医療機関等との共同研究/開発をプロデュースし、スピード感を持って一気通貫のマネジメントを行うことにより、研究を推進してビジネスを創出します。
浜松医科大学の医療現場のニーズおよび研究シーズを中心に、国内外の大学・企業・医療機関等との共同研究/開発をプロデュースし、スピード感を持って一気通貫のマネジメントを行うことにより、研究を推進してビジネスを創出します。
※国立大学法人浜松医科大学は、国立大学法人として初めて学内組織の産学官連携組織を完全に廃止し、文部科学大臣の認可を受け、「株式会社はままつ共創リエゾン奏」を令和6年4月1日付で設立しました。
はままつ共創リエゾン奏の強み
- 医療現場のニーズに基づいた医療機器等の研究開発ができる
- 浜松医科大学の強みである光医学、精神医学等の研究シーズを多数有している
- 医療機器の開発プロセスを知っている
- 連携する医師・看護師が多数いる
- 連携する医療機関が多数ある
- 医学教育現場と直結している
また、浜松地域はものづくり産業の集積地であることから、医療現場のニーズ、研究シーズおよび浜松の地域性、それぞれの強みを活かし、医療現場のニーズに応じた製品化、商品化、社会実装を強力に進めることが可能です。
ご挨拶
株式会社はままつ共創リエゾン奏(かなで)代表取締役の山本です。令和6年4月1日に、国立大学法人浜松医科大学が主たる出資者となり会社を設立しました。はままつ共創リエゾン奏は、浜松医科大学の産学官連携実施法人として、学内の関連部門を廃止して完全に外部法人化したもので、このような徹底した外部法人化は全国の国立大学の中では初めての試みです。設立にあたって多くの方々のご支援とご助力を賜りました。この場をお借りして、はままつ共創リエゾン奏の設立にご尽力いただいた皆様へ、お礼を申し上げると共に、これを機会に浜松医科大学の産学官連携活動を一層活発にして地域に貢献できるよう、決意を新たにご挨拶申し上げます。
これまで大学の産学官連携に関しては、いくつかの問題がありました。すなわち、大学という組織が大きく意思決定に時間を要するためのスピード感の無さ、組織全体の人事・給与体系が適用され、産学官連携に特化した処遇が困難なための人材不足、それに起因する研究マネジメント不足、任期付き雇用のため担当者が変わったり、いなくなったりすることによる継続したマネジメント不足など、大学の組織的構造に起因すると考えられる問題が多くありました。私たちは、これら大学の産学官連携が抱える問題を解決するために、思いきって産学官連携部門を外部法人化し、新しい産学官連携のプラットフォームで、研究開発のプロデュースからビジネスの創出まで、スピード感をもった一気通貫のマネジメントを売りにした新しい産学官連携活動を行います。
はままつ共創リエゾン奏の強みは、まず「私たちが医療の現場にいる」ということです。そのため医療のシーズを多数持っていますし、医療現場のニーズに基づいた研究開発が可能です。また連携する医師・看護師、医療機関が多数あること、医学教育現場と直結していることも強みです。二つ目の強みは、これまでの「地域の工学・情報学系大学、ものづくり企業との強い連携が既にある」ということです。過去12年間にわたり地域の医工連携拠点「JST地域産学官共同研究拠点 はままつ次世代光・健康医療産業創出拠点(通称:はままつ医工連携拠点)」を運営してきた経験と実績があります。三つ目の強みは、浜松市には市民参加型実証の場「浜松ウェルネス・ラボ」があるということです。ここではPOC (Proof of Concept)を得るための実証が行えることは大変貴重です。
これらの強みを最大限に活かし、産学官連携活動を強力に推進していく所存です。しかし、医療技術や医療機器は多くの要素・技術が集約された複合体であり、多くの人たちとの共同開発・共同作業が必要です。一緒に物・ことを作りながら新しい価値を作り出す「共創」のために、多くの人たちの「連携・橋渡し・つなぐ」を意味するフランス語「リエゾン」によって、みんなで一緒に美しい音や響きを「奏(かなで)」たいという思いを込めて、社名が出来上がっています。みんなで顔と顔を突き合わせ車座で議論をすることで、優れた知恵と力を結集してこの地域の産学官連携・医工連携に貢献し、ひいては日本の医療産業のために成果を出し、世界に発信していきたいと思っています。
今後ともご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願いします。
これまで大学の産学官連携に関しては、いくつかの問題がありました。すなわち、大学という組織が大きく意思決定に時間を要するためのスピード感の無さ、組織全体の人事・給与体系が適用され、産学官連携に特化した処遇が困難なための人材不足、それに起因する研究マネジメント不足、任期付き雇用のため担当者が変わったり、いなくなったりすることによる継続したマネジメント不足など、大学の組織的構造に起因すると考えられる問題が多くありました。私たちは、これら大学の産学官連携が抱える問題を解決するために、思いきって産学官連携部門を外部法人化し、新しい産学官連携のプラットフォームで、研究開発のプロデュースからビジネスの創出まで、スピード感をもった一気通貫のマネジメントを売りにした新しい産学官連携活動を行います。
はままつ共創リエゾン奏の強みは、まず「私たちが医療の現場にいる」ということです。そのため医療のシーズを多数持っていますし、医療現場のニーズに基づいた研究開発が可能です。また連携する医師・看護師、医療機関が多数あること、医学教育現場と直結していることも強みです。二つ目の強みは、これまでの「地域の工学・情報学系大学、ものづくり企業との強い連携が既にある」ということです。過去12年間にわたり地域の医工連携拠点「JST地域産学官共同研究拠点 はままつ次世代光・健康医療産業創出拠点(通称:はままつ医工連携拠点)」を運営してきた経験と実績があります。三つ目の強みは、浜松市には市民参加型実証の場「浜松ウェルネス・ラボ」があるということです。ここではPOC (Proof of Concept)を得るための実証が行えることは大変貴重です。
これらの強みを最大限に活かし、産学官連携活動を強力に推進していく所存です。しかし、医療技術や医療機器は多くの要素・技術が集約された複合体であり、多くの人たちとの共同開発・共同作業が必要です。一緒に物・ことを作りながら新しい価値を作り出す「共創」のために、多くの人たちの「連携・橋渡し・つなぐ」を意味するフランス語「リエゾン」によって、みんなで一緒に美しい音や響きを「奏(かなで)」たいという思いを込めて、社名が出来上がっています。みんなで顔と顔を突き合わせ車座で議論をすることで、優れた知恵と力を結集してこの地域の産学官連携・医工連携に貢献し、ひいては日本の医療産業のために成果を出し、世界に発信していきたいと思っています。
今後ともご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願いします。
株式会社はままつ共創リエゾン奏 代表取締役 山本清二(やまもと せいじ)
専門領域:脳神経外科 博士(医学)
専門領域:脳神経外科 博士(医学)
臨床医および光医学研究者としての背景を活かし産学連携により医療機器を開発、製品化4件を達成。
2011年JST地域産学官共同研究拠点整備事業「はままつ次世代光・健康医療産業創出拠点」を創設し、医療機器の開発・事業化の支援から、薬事規制の相談、医療ニーズの収集、医工連携のマッチングまで幅広く対応。
2016年から浜松医科大学理事(教育・産学連携担当)、2024年には、浜松医科大学産学官連携実施法人(株)はままつ共創リエゾン奏 代表取締役に就任。
2011年JST地域産学官共同研究拠点整備事業「はままつ次世代光・健康医療産業創出拠点」を創設し、医療機器の開発・事業化の支援から、薬事規制の相談、医療ニーズの収集、医工連携のマッチングまで幅広く対応。
2016年から浜松医科大学理事(教育・産学連携担当)、2024年には、浜松医科大学産学官連携実施法人(株)はままつ共創リエゾン奏 代表取締役に就任。
【経歴】
1980年 | 浜松医科大学医学部医学科卒業 |
---|---|
1985年 | 焼津市立総合病院脳神経外科 科長 |
1991年 | 米国コーネル大学医学部 研究員 |
1993年 | 浜松医科大学脳神経外科 助手 |
1994年 | 医学博士(浜松医科大学) |
2000年 | 浜松医科大学光量子医学研究センター 助教授 |
2011年 | 浜松医科大学産学官共同研究センター長 |
2012年 | 浜松医科大学メディカルフォトニクス研究センター 教授 |
2014年 | 浜松医科大学 学長特別補佐(広報・社会貢献担当) |
2016年 | 浜松医科大学 理事(教育・産学連携担当)・副学長 |
2024年 | 浜松医科大学 学長参与 浜松医科大学 名誉教授 浜松医科大学産学官連携実施法人 (株)はままつ共創リエゾン奏 代表取締役 |
会社概要
会社名 | 株式会社はままつ共創リエゾン奏 |
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所在地 | 〒431-3192 静岡県浜松市中央区半田山1-20-1 医工連携拠点棟 |
TEL | 053-582-8855 |
FAX | 053-582-9008 |
代表者 | 代表取締役 山本清二 |
資本金 | 15,020千円 |
主要取引先 | 国立大学法人浜松医科大学 |